mein, dein, sein, ihr(Ihr), unser など「私の~」。「君の~」という所有冠詞(所有代名詞、所有形容詞ともいいます。授業では所有冠詞と呼ぶことにします。)シリーズもあと少し。
先週の答案では、ほぼ完全にみなさん unser の変化を理解しておられました。この変化、けっこうわからなくなるのですよ。いつも授業で繰り返して見ている定冠詞と不定冠詞の変化で、3個所だけ不定冠詞に語尾がなく、ein になる男性1格、中性1・4格のところに注意してください。
先週の問題の解答例です。
Unser Sohn telefoniert und unsere Tochter macht ein Computerspiel.
うっかり、後半のunsere Tochter のところで machtを machen と書いている人が散見されました。息子、娘ともに三人称単数形です。
ここまで来たら残るは「君たちの」"euer"を片づけるのみです。これは"unser"とほぼ同様に変化させるだけでよいのですが、若干発音上母音のeを落とすことがあるので、その点に注意。授業で説明します。
☆その前に小テストです。☆
時間的余裕があれば、急に前進して助動詞の使い方を勉強します。
ここで急激にドイツ語の風景が変わるかもしれません。何しろ、今まで「主文(平叙文)と疑問詞のある文では、動詞は文の成分として2番目に置く」、「英語とは語順が違う」と繰り返して来たのに、今回助動詞の登場によって、動詞はその地位を奪われてしまいます。
助動詞構文では、助動詞を定動詞の位置に置き、動詞は文末、あるいは文の切れ目の最後に置かれます。
Ich spreche Deutsch und Englisch. (私はドイツ語と英語を話します。)
に、英語のcanにあたる話法の助動詞(意味は授業で説明)können のichに対する活用形kann (英語と似てますね。)を入れると次のような語順になります。
Ich kann Deutsch und Englisch sprechen.
まだ文法の授業で習っていないと思いますので、資料を配布して説明します。
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