2012年5月16日水曜日

先週のリスニング・冠詞類(否定冠詞・所有冠詞を含む)

前回のリスニングの解答です。

教科書に掲載されている文を少々ひねって出題しました。

1. Das Mädchen lacht.

2. Der Verkäufer wohnt in Berlin.

3. Die Polizistin sagt: "Halt! Wie heißen Sie?"

1. ほぼ全員正解でした。教科書(S. 12)では、Ein Mädchen lacht. ですが、定冠詞をつけて出題しました。

2. S. 10-問題8では、「店員さん」はdie Verkäuferinと女性形になっていましたが、それを男性形にして  der Verkäufer の形で出題しました。

3. 主語は「婦人警官」ですから die Polizistin です。der Polizistは男性形です。Polizisten と書いてしまうと、それは「男性の複数形」になってしまいます。

常に「冠詞・名詞の性・単数か複数か」を意識する習慣をつけましょう。

細かいことですが、(~は「~」と言います。)のように括弧に包んだ文を入れる時は、
" ......................" の前にコロン(:)を打ち、1スペースあけて引用符に包んだ文を入れます。ドイツ語では引用は厳密に言えば、"........................" ではなく、(このブログのフォントではうまく入力できませんが),, .................................." のように引用始めのところは ” は下付きで,, のように入れます。ここは授業でも説明します。


以上の引用の仕方まで含めて完璧な答案を提出されたのは2名だけでした。


次回の授業では、S.14-5,6の答をききます。S. 15は割愛します。


S. 16以降では、冠詞と同じような変化をする否定冠詞(kein/keine)、所有冠詞(所有形容詞、所有代名詞とも呼ぶ。mein/meine, dein/deine ...etc.)について学びます。



S.16では、不定冠詞(男性・中性:ein, 女性:eine)の前に k- がついたり、m-, d-, s-
などがついたkein/keine, mein/meine, dein/deine, sein/seine 等についても学びます。
kein/keineは否定冠詞で、 Das ist keine Uhr. と言えば、「それは時計ではない。」とeine Uhrを否定します。

Das ist meine Uhr. (それは私の時計だ。)
Das ist deine Uhr. (それは君の時計だ。)
Das ist seine Uhr. (それは彼の時計だ。)

などをひとまとめに覚えてしまいましょう。実はこの「君の」や「私の」は前回見たビデオに出て来ていたのです。今回は所有形容詞を意識してきいてみましょう。

ところで、不定冠詞に複数形はないが、否定冠詞や所有形容詞のあとの名詞が複数形の時はどう言うか? それは授業で説明します。

それから、受講者のみなさん、授業には辞書と文法の教科書(文法の教科書は担当の先生によって異なりますが、全く問題ありません。)を持参してください。

複数形を作る練習問題がありますので、よろしければ自己テストしてみてください。

http://www.hueber.de/shared/uebungen/lagune/fset.php?Volume=1&Lection=1&Exercise=2&SubExercise=1&Kurs=&Page=&idonParam=

ところで次回の授業では数字に関する書き取りがあります。

すでに1-10は暗記して言えますか?S. 9を参照してください。10-100まの数字はS. 22にあります。しばらく数字と格闘してください。


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